かまぼこ、ちくわ、はんぺん、つみれは、いずれも魚のすり身を使う練り製品です。違いをつかむには、魚の種類だけでなく、成形の仕方と加熱の仕方を見ると分かりやすくなります。ただし、同じ名前でも地域や商品によって作り方は異なります。
かまぼこ:板に付けて蒸すものが代表例
普段「かまぼこ」と呼ぶときは、板の上で半円形に整えた板かまぼこを思い浮かべる方が多いでしょう。板かまぼこには蒸して仕上げるものがあります。一方で、笹かまぼこのように焼いて仕上げる種類もあり、「かまぼこ」は一つの形や加熱方法だけを指す名前ではありません。
ちくわ:棒に付けて焼き、穴のある形に
ちくわは、魚のすり身を棒に付けて焼き、棒を抜いて作るものが代表的です。中央の穴は、この成形方法とつながっています。当社のちくわも、棒にすり身を付けて焼き上げる製法です。穴の理由はちくわの作り方の記事でも紹介しています。
はんぺん:白いものと焼津の黒はんぺん
はんぺんといえば白いものを想像しがちですが、焼津では青身魚を使った灰色の黒はんぺんも親しまれています。当社はマイワシを骨ごとミンチにしてすり身にし、商品名を「いわしはんぺん」としています。白いはんぺんとの違いは黒はんぺんと白はんぺんの比較記事をご覧ください。
つみれ:小さくまとめた魚のすり身
つみれは、魚のすり身を小さくまとめた練り製品です。汁物の具として選ぶときは、原料や味付け、加熱の要否を商品ごとの表示で確認してください。
買うときは名前に加えて表示を確認
形で見分けると、板に付いたかまぼこ、穴のあるちくわ、平たいはんぺん、小さくまとめたつみれが目安になります。ただし、原料の魚や加熱方法には商品差があります。献立に合わせて選ぶ際は、商品名だけで判断せず、原材料表示と調理方法を確認してください。
練り製品の種類と製法については、農林水産省「練り物」も参考になります。



