昨日の5月30日(土)に放送されたNHKの番組「チコちゃんに叱られる!」で「はんぺん」が紹介されていました。
「はんぺんは何から作られているのでしょうか?」とのチコちゃんの問いに対して、答えはサメの肉だったのですが、皆さんはご存知でしたか?
サメ肉は、水分が多いためスリミにすると空気を含み、浮きやすくフワフワした食感の練り物ができるそうです。なんと、江戸時代から使われていたとのこと。アンモニアのもとになる尿素が多いため腐りにくい一方、臭みが強いのでいろいろと工夫を凝らして郷土料理になったそうです。
そういえば、子供の頃弊社の冷蔵庫の前にサメが並べられていて、とてもアンモニア臭が強かったことを思い出しました。

さて、白いはんぺんについては、現在ではサメの肉ではなくタラのすり身を使用して作る練り物メーカーの方が多いかと思うのですが、全国的には様々な色のはんぺんがあります。

静岡では、青魚を使った「黒はんぺん」。弊社ではマイワシを骨ごとミンチにしてお造りしております。
素材と水にこだわり、余計なものは使わずに素材本来のおいしさをお届けしております。
青魚の栄養とおいしさを味わっていただくことができます。
魚のたんぱく質は、良質で体内に吸収されやすいとのこと。
白いはんぺんも黒いはんぺんもそのおいしさをお楽しみいただければと思います。